最終更新日 1999年1月31日 | 河之邊 浩 |
首都圏の国電の先頭車の顔の一部となってしまったと言っても過言でないものに編成番号札があります。 特急・急行・近郊型電車にはよく見ないとわからない小さいものが隅についていて見にくいものが多いですが、 それに比べると首都圏の通勤型電車のものは大きさも色も目立つと思います。
その証拠に金具が壊れて所定の位置についていないこの先頭車はなんか変ですよね。 最初に見かけたときには吊金具が壊れて落ちてしまいそうだけど、 途中でがんばって空中浮揚しているように見えて笑ってしまいました。 だからと言ってちゃんと修理しないJRを責めているのでは決してありません。 これも103系末期現象、じきに淘汰されてしまう運命を考えると寂しいものがあります。
習志野電車区 326
H | H゜ | M | 75E,BH | S | M | S | S | S | M | クハ 103-421 |
モハ 103-681 |
モハ 102-837 |
サハ 103-218 |
モハ 103-682 |
モハ 102-838 |
サハ 103-219 |
モハ 103-683 |
モハ 102-839 |
クハ 103-422 |
写真は千葉向きの先頭車です。 三鷹向きの先頭車はまともな状態です。 他の編成でも曲がっていたりつんのめっているような札は多くあり、 第304編成などは横方向に移動したりしていますが、 この位置まで来るとさすがに記録しておきたくなってしまいました。 ちなみにこの編成番号札はセロテープで前面窓ガラスに四隅で固定してあります。
このような状態も長く放置されるわけでもなく、 1/27 までに正しい位置になるよう修理され、現在は美しい姿に戻っています。
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