SVG形式画像の閲覧方法

公開日 2008年12月16日
更新日 2008年12月18日	河之邊浩

SVG (Scalable Vector Graphics) 形式は地図のような単純な幾何学図形の組合せにより構成される画像を表現するためには極めて適した形式で、ウェブ技術の標準化を担うW3C (World Wide Web Consortium) により2001年に勧告されました。画像形式として広く用いられるJPEGやPNG等のビットマップ形式と比べて、SVG形式は拡大縮小が自在で重ね合わせやアニメーション等の色々な応用が可能です。当サイトもこの標準技術の特徴を活かしたコンテンツを作成していこうと考えています。

しかしながら、現在シェア6割と言われるマイクロソフト社製Internet ExplorerはこのSVG形式をネイティブでサポートしていません。アドビシステムズ社製Adobe SVG Viewerプラグインを導入することにより、Internet ExplorerでもSVG形式画像を表示できるようにはなりますが、日本語が正しく表示されない問題があります。しかもこのプラグインも2008年12月末でサポート終了とされています。

さらに、2008年12月11日にはすべての版のInternet Explorerで修正パッチが未公開の新しいセキュリティ脆弱性が報告され、2008年12月12日にはこのセキュリティ脆弱性を利用した攻撃が広まり始めているという報道がなされています。（2008年12月18日追記: 修正パッチが公開されました）

本サイトはアクセシビリティガイドラインを含むW3Cの標準技術を基本として作成しており、標準技術に準拠していればどのようなブラウザで閲覧しても問題ないはずですが、上に挙げた理由により次のブラウザでの閲覧を推奨します。

ここに推奨したブラウザは何れも当サイトのSVG形式画像を問題なく表示できることを確認しています。Internet Explorerをご愛用に方にはご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。